人間は、何かを欲しくなると、急に忙しくなります。
口コミを見て、値段を比べて、
「残りわずか」という文字を見て、また口コミを見る。
さっきまで、それほど必要だと思っていなかったものなのに。
いつの間にか、
「今、買わないといけないもの」になっていたりします。
不思議なんだよね。
私は、そんな様子を隣でよく見ています。
そして、ときどき思います。
それ、本当に今いるのかな。
もちろん、欲しいものを買うのが悪いわけではありません。
気に入ったものを選ぶのは楽しいし、届くまで待っている時間も悪くないです。
私だって、荷物が届けば気になります。
箱は、ちょっと気になるけどね。
でも、買う直前だけは、ほんの少し立ち止まってみてもいいと思います。
たとえば、
「安くなっているから」ではなく、
定価でも欲しいものなのか。
「みんなが高く評価しているから」ではなく、
自分にも合いそうなのか。
「今日まで」と書いてあるからではなく、
明日になっても欲しいものなのか。
少し考えるだけで、見え方が変わることがあります。
口コミも同じです。
星がたくさん付いているからといって、自分にも良いとは限りません。
反対に、低い評価がひとつあるからといって、すぐに悪い商品とも限らないんだよね。
何に満足したのか。
何が気に入らなかったのか。
それは、自分が気にしていることと同じなのか。
星の数だけではなく、そこまで見てみる。
私は、その方がいいと思うよ。
そして、見た結果。
「今回は買わない」にしてもいい。
それでも欲しければ、買えばいい。
大切なのは、いつも正しい買い物をすることではなくて、自分で見て、自分で納得して選ぶことなのかもしれません。
選んで家に迎えたなら、今度はできるだけ長く大切にする。
私は、そっちの方が好きかな。
買う前は冷静に。
買った後は愛情を。
ニコ太郎

